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それってリフォーム詐欺かも…? 悪徳業者の手口と対応策

今年も残すところあと3週間となり、新型コロナウイルス感染も第3波の真っただ中の昨年とは違う師走、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

コロナ禍の生活で「なんだか不安なことばかり……」と過ごしている人も多いのではないでしょうか?

そんな不安な気持ちに忍び寄ってくるのが、様々な悪徳商法の業者たち。

中でも、大切な我が家を狙っているのが、悪徳リフォーム業者です。

「今すぐ修理しないと、コロナで商品もいつ入るかわからくなるから今しかないですよ」なんて言われたら、思わず「お願いします!」って言ってしまいそうになりますよね。最近では、コロナ禍を悪用したリフォーム詐欺も急増しているというニュースも。

まずはその手口を紹介します。

悪徳リフォーム業者の手口を紹介 あなたならどうしますか?

国民生活センターには、こんなリフォームにおけるトラブル相談が寄せられています。

【事例1】屋根の塗装工事を契約したが、契約金額を修正液で書き直されていた
近所で施工経験しているという業者が夕方に訪問してきた。「瓦に問題があるので、すぐに工事しないといけない」と契約を迫られ、契約書に署名してしまった。業者からなかなか契約書の控えが届かず、届いたものを確認したら修正液で金額が直されていた。

【事例2】訪問販売業者の言われるまま契約し、代金を支払ったが業者と連絡がつかない
両親のもとに突然業者が来訪し、「屋根がずれている」、「雨が降ると大変だからすぐに直す必要がある」と屋根の補修工事を勧誘。父は、業者に言われるまま契約を結び、工事代金を支払った。契約書はなく、領収書に記載の連絡先に電話をしたがつかまらない。

【事例3】見積を依頼しただけなのに、勝手にブルーシートをかけられた
雨漏りが発生して屋根をすぐに直したいと思い、インターネットや電話帳で業者を探して連絡。「見積無料」と書かれていたので、まずは見積だけをお願いすることに。けれど、業者は到着すると、勝手に屋根に上りブルーシートをかけ、見積書も提示せずに帰ってしまった。数日後、いきなり約200万円の契約書面を持ってきた。

代金を支払ったのに、業者と連絡がとれない……なんて、本当にひどい話です。でも、「屋根がずれている」「雨が降ったら大変」なんて言われたら、不安になってしまう人も多いことでしょう。そんな気持ちに付け込んでくるのが、悪徳リフォーム業者なのです。

 

では、悪徳リフォーム業者の被害に遭わないためには・・・

1. 自然災害後などにやって来る見知らぬ無料点検や訪問セールスは断ること

2. 訪問でのセールスを受けたら、その場での契約は絶対に行なわないこと

3. 慌てず複数の業者から見積もりをとり、検討する時間をとること

4. 契約をする前に、事前に見積書を書面でもらい、工事内容の詳細をしっかり確認。契約の際は必ず契約書を交わすこと

このようなことを心に留めて、十分に注意しましょう。

もし「悪徳リフォーム業者」の被害にあってしまったら

もし、悪徳リフォーム業者の被害にあってしまったら、訪問販売でのリフォーム工事契約は契約日(不備のない正しい記載がなされている契約書面を受け取った日)から8日以内であれば、「クーリング・オフ」で解約できます。
また、期間が過ぎても悪質な場合は契約を取り消せる可能性もあります。

クーリング・オフをすると、既に工事が終わっていても代金を支払う必要はありません。工事を行った部分についても元に戻すことを望む場合には、無償でその実施を請求することができます。

おかしいなと思ったらすぐストップ!
できるだけ早い時点に、「国民生活センター」、所轄の警察などの然るべき機関に相談しましょう。

 

 

 

category : 森 晃一 | posted at 2020.12.11

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