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H様邸新築工事 (基礎工事~上棟)

なかなか梅雨明けしない今日この頃ですが・・・来週には梅雨明け、いよいよ夏到来となりそうですね。

当社が松山市祓川で施工しています、【H様邸 新築工事】前回までに地鎮祭~基礎工事までの進捗状況をご紹介しましたが、今回は上棟完了までをご紹介いたします。

お天気にも恵まれ、また近隣皆様のご協力もあり順調にお家が出来ていますっ♫

 

基礎型枠解体】 コンクリートを打設した後、型枠を外さずにシート等を掛けて養生し、コンクリートがしっかり固める期間を設けます。十分な強度が確認できたら型枠を解体し基礎工事完了となります。

【設備先行配管】 基礎本体の完成後に、内外部の給排水の配管工事を行います。外部から敷地内に引き込まれている給排水管を、建物内にさらに引き入れたり、排水管を地中に張り巡らせたりする作業です。内部の配管は床下を通ることになりますので、正確に行うためにも、土台や床板が入る前のこの段階で行うのが効率的です。

【土台敷き】 いよいよ木材を搬入し、大工さんによる土台敷きという工程に移ります。近年では、多くの場合工場でプレカットされた木材を現場へ運び込んで組み立てられます。コンクリート立上がりの基礎部分と土台の木材の間にパッキンを挟み、アンカーボルトを利用して土台の木材をしっかりと設置していきます。   

【1階床組み】 土台敷きが完了したら、「土台」や「大引」の間に断熱材を設置する工程です。床断熱材の設置が完了したら、床の構造用合板を釘で留める工程に移ります。完了後、上棟時までの間ブルシート等で養生しておきます。

【外部先行足場組立】 上棟が始まる前に、足場を設置しておきます。事前に設置することで作業性を向上させるのと同時に安全な作業が出来るようにします。

【上棟】 いよいよ、7月12日上棟日。前日まで梅雨のぐずついたお天気でしたが・・・。

ここは稀代の晴れ男!!の本領発揮。天候も万全! 建て方はクレーン車を使って、柱や梁など、主要な構造材を組上げていきます。10人程度の大工さんが抜群のチームワークで作業に当たり、1日で屋根まで組上げます。

階部分の柱、梁組みが完了したら、2階の床板を設置します。以前は、先に建物の骨組みを組むことが多かったので、2階床板の設置は後回しになってしまうため、作業者の落下事故も少なくなかったのですが、現在は2階の床板を早い段階で設置する剛床の採用が増えているので、安全性も確保され落下事故も減少しています。2階の床が出来上がったら、2階の柱を立てていきます。

2階柱の設置後は、2階の「梁」や「胴差し」などの横架材を組み立てる工程です。次に、屋根の骨組みである、小屋組みの工程に移ります。写真に写っている、屋根の一番高い部分に用いる横架材が「棟木」です。この棟木を設置する(上げる)ことを上棟と呼ばれています。また各種、構造金物を設置取付していきます。

屋根の小屋組みが終わったら、屋根の仕上げ材であるガルバリウム鋼板などの下地になる野地板や遮音板を設置する工程に移ります。また耐力壁材の施工を行い、建て方工事当日の大工さんの作業はこれで終わりですが、万が一の雨に備えて、ルーフィングと呼ばれる防水シートを屋根職人さんが野地板の上に敷き込み、最後に外部にシート養生を施して 建て方工事の工程全てが完了となります。

いろいろな想いが沢山詰まったご新居の完成に向け、今後も安全作業に努めて【良い仕事】を行って参ります。

H 様、上棟おめでとうございました。

※次回は屋根工事~外壁工事~内部造作工事など、随時ご紹介していきますね。

 

 

category : 森 晃一 | posted at 2021.7.16
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