もしあなたがダイエットをしている場合、カロリーで見るとうどんに軍配が上がると思うでしょうが、総合的にはそばをオススメいたします。
GI値で見ると蕎麦がダイエットによい
GI(Glycemic Index)値とは食後血糖値の上昇度を示す指標です。うどんは高GI食品、そばは低GI食品に分類され、高GI食品ほど血糖値が速く上昇し、低GI食品ほど上昇しにくい傾向にあります。
血糖値は急激に上昇すると、インスリンという血糖値を下げるためのホルモンが過剰に分泌されます。そして血液中に糖分が多く余っていると、インスリンが糖分を中性脂肪に換えて体に貯蔵するのです。
中性脂肪が増えると肥満につながる可能性があるため、GI値が低いとダイエットによいといわれています。
蕎麦粉にはたんぱく質も含まれる
そばの原料である蕎麦粉は、小麦粉や米と比べてたんぱく質が多いことも、そばがダイエットに適していると理由といえます。
なぜなら、たんぱく質は筋肉を作る材料となる栄養素だからです。筋肉量の低下は基礎代謝(※)の低下を招き、結果として痩せにくい体質につながってしまいます。
(※)人が生きていく必要な最小限に近いエネルギー消費量のこと
そこでたんぱく質もしっかり摂りたい方は、先ほどご紹介した蕎麦粉が豊富な十割そばを選ぶとよいですね。
さらに蕎麦に含まれるビタミンB1がダイエットをサポート
通常、そばにはうどんの2倍におよぶビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は糖質を分解してエネルギーに変える働きをサポートします。そのため、そばの方が効率的に糖質を分解する可能性も。
以上から総合的に判断するとダイエットにはそばがよいと考えられますが、うどんを食べることが悪ではないので、ご自身の好みや気分に合わせて両方の麺を楽しんでいただけたらと思います。
選び方と保存方法
上記でご紹介した成分は、そばの色が濃いもの(そば粉が多いもの)の方が多く含まれます。そばの効果も存分に活用したい場合は、八割蕎麦や十割蕎麦がよいでしょう。
そして、生麺やゆで麺は冷蔵庫で保存してください。乾麺は乾燥剤と一緒に密閉容器に入れて、冷暗所で保管するとよいです。
まとめ
以上、そば&うどんについてまとめますと、
・糖質量は変わらないが、カロリーはうどんが低め
・GI値やビタミンB1の含有量を考えると、ダイエットには蕎麦がおすすめ
となります。
当記事ではそばとうどん単体に特化して話をしましたが、どちらもトッピングの種類や量にも気をつけてくださいね。
今回の記事をきっかけに、あなたの健康にお役に立てたら嬉しいです。
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