
今回はLIXILが開発・販売している室内壁材(エコカラット)についてご説明します。エコカラットとは調湿・脱臭・有害物質の吸収など、空気を快適に保つ機能を備えた多孔質セラミックのことです。
壁を変えると、お気に入りの部屋がもっとお気に入りになります。洗練されたデザイン、上質で高級感のある佇まい。いつも目に入る場所だからこそ壁は部屋の印象を大きく変えます。でもエコカラットが変えるのは、見た目だけではありません。無数の小さな孔が湿気を調整し、湿気や乾燥から守ってくれ、さらに気になる臭いや有害物質を吸収し軽減してくれます。
◇エコカラットの主な特徴◇
特徴 内容
調湿効果 湿度を吸収し、乾燥時には湿気を放出。結露やカビの抑制に効果的
脱臭効果 トイレ・ペット・タバコ・生ごみなどの臭い成分を吸着・軽減します。
有害物質の吸着 ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着し空気をきれいにします。
デザイン性 多様なデザイン・カラーがあり、インテリアとしても人気です。
メンテナンス性 基本的には掃除は乾拭きでOK。水拭きも可能なタイプもあります。

施工事例
◇リビング◇

リビングにエコカラットプラスを施工した場合は、脱臭効果と調湿効果を体感しやすいかもしれません。実際に、エコカラットプラスを施工した部屋と施工してない部屋で焼肉臭の脱臭比較試験を実施した結果、エコカラットプラスを施工した部屋は翌日には気にならないレベルまで臭いが低減しました。
◇玄関◇

玄関にエコカラットプラスは、機能性・デザイン性ともに効果的な選択です。来客を迎える「顔」となる場所にふさわしく、空気も見た目も美しく整えることが出来ます。靴のニオイや湿った空気を吸着・軽減してくれます。
◇トイレ◇

トイレ空間にもエコカラットプラスはおすすめです。トイレの臭いの主な原因であるアンモニアを、エコカラットプラスの超微細な孔が吸着し悪臭をやわらげます。
エコカラットは、快適な空間づくりをサポートする建材です。家から出たくなくなるような居心地の良さを実現します。
気になった方はお気軽にお問い合わせください。
住宅金融支援機構が2025年6月27日に公表した「住宅ローン利用者の実態調査」によると、住宅ローンの返済期間は「30年超~35年以内」が最も多く、全体の45.8%を占めていることが分かりました。
特に「40年超~50年以内」の超長期ローンを選択している層も徐々に増加傾向にあります。
調査結果によると、返済負担率は「15%超~20%以内」が24.3%と最も多く、次いで「10%超~15%以内」(21.2%)、「20%超~25%以内」(18.0%)と続いています。これらを合計すると、返済負担率が「10%超~25%以内」の範囲に約6割の住宅ローン利用者が集中していることになります。
返済負担率とは、年間の住宅ローン返済額が年収に占める割合のことで、家計における住宅ローン返済の負担度を示します。。数値が高いほど住宅ローンの返済負担が大きいといえます。
一般的に住宅ローンの返済負担率は25%以下が望ましいとされることが多いのですが、調査結果によると「25%超」の返済負担率で住宅ローンを組んでいる利用者が全体の約2割を占めています。中でも返済負担率が「35%超」という高負担層が5%ほど存在します。
こうした層は収入に占める住宅ローン返済の負担が重く、普段の生活費や突発的な出費への対応が難しくなる可能性があります。
50年を超える超長期ローンの増加傾向と、返済負担率が25%を超える層が2割ほど存在することは、現代の住宅購入事情の厳しさを反映しています。
高騰する住宅価格を前に、多くの人は返済期間を延ばすことで月々の返済額を抑え、手の届く価格帯の住宅を購入しようとしているのではないのでしょうか。しかし、返済期間が長くなるほど支払う総利息は増加し、生涯における金銭的負担は大きくなります。
また、返済負担率が高いと家計の自由度が低下し、ライフプランの変更や収入減などのリスクに対する耐性が弱まる恐れがあります。特に近年の物価上昇や金利上昇局面では、こうした高負担率の返済計画を立てる際には、将来的なリスクを十分鑑みる必要があるといえるでしょう。
住宅ローンを検討するにあたって、調査結果から参考にできるポイントとして、
1.返済負担率を25%以下に抑える計画を立てる…収入に対して無理のない返済計画を立てることで将来的な金利上昇や収入減少などのリスクに備える
2.超長期ローンのメリット・デメリットを理解する…月々の返済額は抑えられるが、総返済額が増加することを理解した上で判断する
3.繰上返済の可能性を考慮する…長期ローンを組んだとしても、余裕がある時に繰上返済をすることで総返済額を減らす戦略も検討する価値がある
4.ライフプランと合わせた返済計画を立てる…子どもの教育費がかさむ時期や自身の退職時期などを考慮して、ライフステージに合わせた返済計画を立てることが重要
住宅ローンは人生最大の支出ともいえる重要な判断です。ほかの利用者の動向を参考にしつつも、自身の家計状況やライフプランに合わせた無理のない計画を立てることが何よりも大切です。

今年は6月末に梅雨明けとなり、あっという間の夏本番!
連日30℃超えが続出するなど、各地で続く記録的な猛暑となっています。中には40℃を超える日があったりと体調不良を訴える方も多くなっています・・・
熱中症など注意が必要ですが、最近言われているのが【夏のヒートショック】
ヒートショックというと冬のイメージですが、原因とされているのが温度差です。これは当然、冬場だけでなく夏場にも生じます。例えば、暑い夏の日に戸外からよく冷えた室内へ入った場合や、逆に冷房の効いた部屋から暑い屋外に移動するときなどに、めまいや立ちくらみがしたりする場合があります。実際に、冬場よりも夏場の方が脳梗塞発症頻度が高いと言われているとも・・・
2階建て住宅で冷房の効いた涼しい1階のリビングから、冷房をかけずに室温が上がっている熱がこもった2階に移動すると、室内の温度差が10℃以上になることあります。そんな場合にヒートショック症状がおきるリスクが高くなります。
そのためにもエアコンが効いたところから室内移動を少なくするか、部屋の温度差が極端にならないような注意が必要です。
どの部屋に行っても一定に保たれた室温であれば安心です。断熱対策を行った快適なお家であればヒートショックも起こりにくく安全ということですね。
お家の断熱対策といえば、窓の断熱改修。ガラスをペアガラス(複層ガラス)に変えたり、内窓を設置するだけで断熱性能が格段に向上します!

以前にご紹介しましたが、今なら住宅省エネ2025キャンペーンの先進的窓リノベ補助金活用などでお得に断熱改修することができます。
https://ones-home.info/date/2025/03/07/
まだまだ続く、暑い夏・・・
お家の【外】でも【中】でも危険な暑さ対策考えませんか?
8月になり、台風シーズンに突入してきましたね。
毎年のように大きな被害がニュースで取り上げられる中で「自分の家は大丈夫だろうか?」
と不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は台風シーズンに備えてチェックしておきたい住まいのポイントと事前にできるリフォームについてご紹介します。
チェック①屋根や外壁にクラック(ひび割れ)はありませんか?
台風の強風や豪雨はわずかな劣化箇所から雨漏りを引き起こします。
特に屋根瓦のズレや浮き、シーリングの劣化、外壁のクラック(ひび割れ)などは要注意です。
対策
・屋根の点検、補修
・外壁塗装やシーリング打ち替え
定期的なメンテナンスで雨漏りを未然に防げます!
チェック②雨樋の詰まりや破損はありませんか?
雨樋が詰まっていると雨水が適切に流れず、外壁や基礎部分に悪影響を及ぼす可能性があります。
対策
・雨樋の清掃
・破損した部分の取替
落ち葉やゴミが溜まりやすい時期は特に要チェックです!
チェック③サッシやドアの隙間風やガタつきはありませんか?
台風の風圧は思った以上に強く、隙間があるとそこから雨が吹き込み、室内が水浸しになることも。
また、古い玄関ドアは風にあおられて破損する恐れもあります。
対策
・防風、気密性の高いサッシへの取替
・玄関ドアの見直し、防火シャッターの設置
安全性だけでなく、断熱効果や防犯性も向上します。
チェック④排水マスや側溝の詰まりはありませんか?
地面からの浸水も近年増加しています。
排水設備が詰まっていると大雨の際に逆流してきて家の中まで浸水するリスクがあります。
対策
・排水マスの点検や清掃
・敷地内の傾斜や排水経路の見直し
地味ではありますが重要な防災リフォームです!
まとめ 災害に強い家づくりを今のうちに行いましょう。
台風が直撃してからでは材料の手配や職人の確保が難しくなることもあります。
早めの備えが、ご家族と住まいを守る第一歩になります。
「何から手をつけて良いかわからない…」
そんな時は、お気軽にワンズ・ホームまでご相談ください。
最適なご提案をいたします。
お客様一人ひとりの想いに寄り添い、快適な住まいをご提案します
ワンズ・ホームのスペシャリスト集団が、あなたの想いの実現に向けて誠心誠意サポートいたします